どうもたあ吉です。
今回のセブンルールにNPO法人Homedoor理事長である川口加奈さんが出演されます。
川口さんと言えばホームレスの人々を支援してウーマン・オブ・ザ・イヤーを受賞した事でも有名ですね。
今回はそんな川口加奈さんの経歴とNPO法人Homedoorの活動についても調査しましたのでよろしくお願いします!
川口加奈の経歴プロフィール
名前 川口加奈 かわぐちかな
生年月日 1991年1月7日生まれ 2021年3月30歳
出身地 大阪府高石市出身
中学・高校 私立大阪女子学院
大学 大阪市立大学経済学部卒業
現在 NPO法人Homedoor理事長
自著 14歳でおっちゃんと出会ってから、15年考えつづけてやっと見つけた『働く意味』
川口加奈がホームレスを支援するきっかけって?
現在NPO法人Homedoorの理事長として活躍している川口さんですがホームレスを支援するきっかけは何だったのでしょうか?
調べてみると時を遡る事、中学2年生の冬休みの時。
あの有名なあいりん地区を含んだ日本最大級のドヤ街として異名が高い釜ヶ崎での炊き出しに両親に内緒で参加した事がきっかけでホームレス問題に直面します。
当時、川口さんは両親と兄との4人暮らしで一般的な家庭で育っており川口さんは努力をすればどうにかなると思っていたそうです。
そんな事からもホームレスの人たちは努力しなかったから甘えの自己責任でホームレスとして生活していると思っていました。
しかし実際に炊き出しに参加すると、一概にそうとも言えない現状を知ります。
釜ヶ崎のホームレスの人たちは家に勉強机が無い環境だったり家庭の問題で勉強より働けと言われた事からも、中学卒業後に釜ヶ崎に送り込まれた人もいて努力ではどうにもならない人もいる事を知りました。
さらにホームレス襲撃問題などが起きていたりホームレスに携わる問題が山づんでいる事を知り、その事実に川口さんは衝撃を受けてホームレス支援について真剣に考えたそうです。
その後の17歳では米国ボランティア親善大使に選ばれてワシントンDCでの国際会議などに参加します。
国際会議に参加したのは大きな収穫で日本と外国のボランティアのレベルの差を知る事になったそうです。
この時に川口さんは『中学生だから、高校生だから、このぐらいしかできない』というブレーキを外す事ができました。
川口加奈はホームレス問題の研究者が多い大阪市立大学に進学する!
過去の炊き出しからホームレスの支援について考えた川口さんはホームレス問題の研究者が多い、大阪市立大学に進学します。
そこから川口さんが19歳だった2010年には友人と3人でHomedoor『ホームドア』を立ち上げます!
Homedoorの理念としては『路上から脱出したいと思ったら誰もが脱出できる選択肢がある社会を目指す』との事。
ホームレスの人々に仕事を提供する事を中心として活躍しており、ホームレスを完全にゼロにすると言うアプローチよりは安心して失敗ができる社会を作る事を目標にしています。
凄く社会性が高く素晴らしいサービスですよね!
川口加奈はHomedoorを立ち上げるも険しい道のりだった…
実際にHomodoorを立ち上げるものの初めは計画失敗が多く中々うまくいかなかったそうです。
まずメンバーの一人が早くも脱退。
残った二人で飛び込み営業をするもあまりにも激務であった事からまた一人脱退で川口さん一人になってしまいました。
実際にシェアサイクルの設置を300社以上に断られるなど普通だったら心が折れてしまう状況に直面してたりかなり厳しい状況だったそうですね。
しかしそれでも川口さんは諦めません。
川口さんは若くて実績が無く不利な立場でしたが、めげずにトライアンドエラーを繰り返します。
そんな中でチャンスは訪れて、川口さんがおこなったハブチャリの実験が好評で多くのメディアに取材してもらえるようになり徐々に認知されていき事業が軌道に乗り始めます。
その結果、努力が実り軌道にのり今となっては大阪で200以上のポートを持つシェアサイクル事業を運営して個室のシェルター18室の運営にも成功しています。
何百社も断られていた初めの頃とは全然違い見事形勢逆転していますよね!
川口加奈の活動が日本や世界にも高く評価される!
川口さんのHomedoorは立ち上げて7年後の2017年には見事NPO法人として認定されてます。
さらに2019年には活躍した女性たちを通して時代の変化の矛先をとらえると言う主旨のもとで実地しているアワード、ウーマン・オブ・ザ・イヤーを受賞します!
簡単に言うとウーマン・オブ・ザ・イヤーは女性天才起業家などにスポットライトを当てるのでそれに選ばれるのは川口さんは相当優秀だと言う事です。
極めて単純明快に言うと日本の誇りと呼んで良い人材です!
凄いですね!
さらに米雑誌フォーブスにも『日本を変える30歳未満の30人』に選抜されておりその社会を動かしている影響力は認めざるを得ません。
現在もNPO法人Homedoorにてホームレスの人たちがさらに生きやすくなるように日々、奮闘しています。
川口加奈のNPO法人Homedoorの活躍ってどんな感じ?
川口さんのNPO法人Homedoorはいったいどのような活動をしているのでしょうか?
主な活動を全体的にまとめてみました!
・巡回活動によってホームレスの相談を増やす。
・大阪市北区周辺を4コースに分かて、毎回85食の弁当と歯ブラシ、カイロなど生活物資の支給でホームレスサポート。
・その日に泊まる場所がなく野宿を望まない人のための無料で宿泊できるシェルターを個室で用意している。
・支援ネットワークを円滑に導入する事により幅広いホームレスのサポートが可能、医療機関とも連携。
・ホームレスの人の得意を活かした自転車修理ができる事から生まれたシェアサイクルHUBchari、このアイデアはホームレスと自転車問題と言う大阪の2大社会問題を同時に解決する仕組みとして話題を呼んだ。
・知的障害者、精神障碍者のホームレスの為の内職の受託
・一般就労の橋渡しによる社会復帰のサポート
・居宅生活移行サポート
などとホームレスの衣食住など全てをサポートしている言えホームレスの方には大変ありがたいサービスとなっています。
救世主と言っても良いのではないでしょうか?
ここまでの仕組み作りを実現するのはやはり受賞して当然の実力ですよね!
川口加奈の経歴!NPO法人Homedoorの活動が凄い!【セブンルール】まとめ
今回のまとめ
・川口さんは子供の頃に釜ヶ崎の炊き出しに行った事が理由でホームレスの問題に直面する。
・大学はホームレスを研究している大阪市立経済大学に入学してHomedoorを立ち上げる。
・Homedoorを立ち上げるも初めはうまくいかずに何百社にも断られるてしまうなど挫折を経験するが諦めずに活動を続けた所、軌道にのり大きな成功を収めている
・川口さんの活躍から2019年のウーマン・オブ・ザ・イヤーを受賞してさらに米国のフォーブスにも掲載される。
・川口さんのNPO法人Homedoorはホームレスの衣食住全てをサポートする大変ありがたいサービスとなっている。
最後まで記事を読んで頂きありがとうございます。
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