プロレスラーである獣神サンダーライガーさんが1月5日の東京ドームの「WRESTLE KINGDOM14 in 東京ドーム」にて引退試合、高橋ヒロム戦にて破れ引退する事となりました。
今回はそんなライガーさんのいままでの凄さや逸話などを振り返ってみたいと思います。
それではよろしくお願いします。
獣神サンダーライガーが引退!
ライガーさんと言えばプロレスラーの中でも低身長ながらも圧倒的なバルク(筋肉量)を誇っておりそんな筋肉量を誇っていながらも器械体操をやっていた経験から、難易度の高い空中殺法を自己開発するなどで技術でも高い評価を得る。
単なるコンタクト競技にて運動神経が抜群なだけでなく繊細さもかねそろえていて職人からプロレベルの腕前!と呼ばれるほどの手先の器用さも持っているライガーさん。
そんな魅力で数々の戦歴と名勝負を繰り広げてきてファンを魅了していきましたがついに
1月5日の「WRESTLE KINGDOM14 in 東京ドーム」での高橋ヒロム戦にて31年の活動を終えてついに引退と言う形となりました。
『引退』
ライガーさん長い間の現役生活お疲れ様でした。うちの娘もライガーさんのマスクにいつもお世話になりっぱなしで…しばらくはゆっくりと身体を休めてください!そしてまた、ちょっとした罰ゲームで会える事を願っています。ライガーさん!
本当にお疲れ様でした! pic.twitter.com/XY6MfsZjcU— 田村淳社長△ (@atsushilonboo) 2020年1月6日
ライガーさんの引退の実感が全くなくて、またいつも通り今後もあの入場曲であの姿でポーズをとってくれると思ってしまう
試合をみて一気に実感が来そうで怖い
ありがとう獣神サンダーライガー選手
貴方を見える時代にプロレスが好きでよかったです#ThankYouLiger pic.twitter.com/QrsKDwD0Rs— 和希★ (@T_kzk_B) 2020年1月4日
獣神サンダーライガーの引退後は?
引退されたライガーさんですがどうやら引退後もマスクをつけるとのことで理由は素顔になれないからだそうです。
そして引退後は自らの長年のプロレスキャリアを生かして道場生のサポートに努めるそうです。
ライガーさんのサポートがあると精神的にも肉体的にも強くなりそうですね。
ただ性格上凄くハードそうです(^^;w
獣神サンダーライガーの今までの名勝負!
では引退と同時にプロレス界の伝説のライガーさんの名勝負リストを見ていきましょう。
一般主観と僕個人による個人主観も含めました!
ライガーさんの試合は感動的な物が多かったですよね。
橋本真也VS獣神サンダーライガー
まずはやはりプロレス界の伝説、巨匠とも言える橋本真也との一戦。
当時、IWGPのヘビー級王者として君臨していた橋本さんとジュニアの象徴と言われていたライガーさんの名勝負。
ヘビー級である橋本さんが相手と言う事もありヘビー級専用の特注のマスクを作ったりと気合の入りようも凄かったですが真にヤバイのはヘビー級の橋本さんに真っ向勝負する屈強なメンタル!
とんでもない男気を感じますよね(^^;
やはりここでの場面に名シーンと言えばライガーさんがライガーボムを決めたり、雪崩式フランケンシュタイナーでなんと橋本さんを投げてしまう事!
負け試合だったもののライガーさんのその強さに興奮した人は多かったのでは無いでしょうか?
初代タイガーマスク(佐山聡)VS獣神サンダーライガー
あのプロレスのカリスマ孤高の天才の佐山聡さんとの一戦。
エキシビジョンマッチであり佐山さんがこの試合を芝居と表現していた合。
ファンからは不満足であったとの意見がありますが僕個人としてはやはりライガーさんの気遣いと佐山さんのプロレスと言う業界の裏を見れる複雑な試合だったのでファンよりも佐山さんとライガーさんにとっては観念深い試合だったのではと思われます。
鈴木みのるVS獣神サンダーライガー
あの世界一性格が悪いと言われている鈴木みのるさんとライガーさんとの一戦。
過去に鈴木みのるさんにMMAルールにてボコボコにされてしまい因縁がある2人の試合。
鈴木さん涙を堪えてがライガーさんを前にして座例で頭を下げる所は涙がでてきてもらい泣きしますね。
2人のいままでの様々な思いがギュッとつまった歴史的勝負でした。
鈴木さんはやっぱり良い人ですよねw
鈴木みのるVS獣神サンダーライガーMMAマッチ
負け試合ではありますがライガーさんのプロレスラーとしての人間性がもろに出た濃厚な試合。
試合開始数秒後に鈴木さんにスピンキックをかました所はライガーさんのプロレスラーっぽさがでて興奮しました。
あきらかに畑違いのプロレス以外のジャンルでの勝負を受けたりとかやはりライガーさんの魅力って男気なんですよね、不利な条件でも戦いきるそんな男気溢れる戦いに勇気をもらいます。
試合後に鈴木さんがライガーさんをリスペクトした発言に感動です。
ライガーさんの負けた事を凄く悔しがる所も勝負に対しての美学やこだわりを感じます。
獣神サンダーライガーの今までの凄さ
引退してしまったライガーさんですがライガーさんの凄さを改めて振り返ってみましょう!
まずはやはり階級差があっても戦える事を証明した事が大きな偉業の1つです。
ライガーさんはジュニアヘビー級でありそんなライガーさんがヘビー級と戦う、このようなプロレスのようなコンタクト競技では体重差はかなり重要であり死活問題でもあります。
階級分けされている通りで下の階級の選手が上の階級の選手に戦う事は極めて難しいのです。
そんな状況からライガーさんは上の階級の選手と戦うならばもっと鍛えて体をでかくする。
その結果、プロレスラーの中でもかなりの筋量を獲得!実際ライガーさんのイメージはガタイが凄いと印象を持つ人が多いのでは無いのでしょうか?
その他にも格闘面でも視野を広く持ち他流格闘技もガンガン学ぶと言う貪欲さも持っています。
そんな事からもオールラウンドファイターとしてバランスが取れている事も強みの1つです。
そしてもう一つの強みとしてはマイナーな団体の選手であってもメジャー団体に匹敵する良い選手はいると証明したことです。
そこにはライガーさんがメジャー団体のように名前を売り込めない選手達を集めてスーパーJカップを開催してレッテルなどにとらわれずに真の実力者を選抜していった経緯もあり
新日本が全て!最高と言う価値観を変える事に成功しました!
本当にプロレス界の概念を変えた偉業だと思います。
そして次に凄い所はやはり世界的に知名度がある事。
やはりライガーさんの凄い所はそこらのメジャーなプロレスラーと比較しても全然有名であると言う事、やはりいままでのキャリアも勿論そうですがファンのみなさんは獣神サンダーライガーと言う人間性、キャラクタ性が好きなのでしょう。
数々のファンの心に残っているわけですね。
そして決定的なのがスーパージュニアスタイルのリビングレジェンドとして君臨しているからであると言えます。
純粋に獣神サンダーライガーとしてのキャリアを評価されてる訳です。
だから世界的にも自然と有名なんです!
後、ライガーさんはファンに優しい事でも有名ですね。
獣神サンダーライガーの今までの名言
31年と言うベテランのキャリアのライガーさんのプロレス人生から生み出された名言をまとめました!
やっぱり練習したものを確かめたいという気持ちがあるのが人間だと思う
努力をしてきたライガーさんだからこそ自然と言えるセリフですね。
ライガーは絶対消せないよ!どんな試合結果になっても、鈴木みのるがライガーを消すことは絶対できない!逆に俺が鈴木みのるを消すことは簡単にできるよ!!それは覚悟しとけよ!
確かにライガーさんって勝っても負けても良いですよね本当の意味でのカリスマなんだと思います。
レスラーは心だと思うんですよね。気迫なんですよね。気迫が萎えるような奴はリングに上がる必要は無いと思うんですよね。
まさに今まで男汁が凝縮された数々の試合を行ったからこそできる発言です。
年齢がいくつになろうが、キャリアをいくつ重ねようが、そんな事は関係なく、リングに上がった日がベストでありたいと思っています。
素晴らしく向上心が高くストイックな発言です。
ライガーはライガーの試合を見せないといけないし、ライガーじゃないと意味がない。
まさに獣神サンダーライガーと言う地位を確立したライガーさんだからこその発言。
まとめ
31年と言うキャリアに幕を閉じたライガーさんプロレスファンに数々の感動と可能性を与えてくれたことに感謝します。
本当に改めて僕自身もこのように記事を書いて本当に偉大だなと痛感します。
ライガーさんはプロレスではある意味スポットライトが当たらない弱者の光だったと思います。
引退後はゆっくり休まれてください。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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